寒風山回転展望台


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秋のススキ

平成27年8月29日、当展望台正面下の斜面に群生するススキ。まだ開ききらない穂が晩夏の日差しに映えて白銀色に透けている。

 毎年9月も半ばになると、寒風山は吹き過ぎる風も涼しさを増し、その東麓に広がる田園地帯も大潟村を中心に見渡す限り黄金に色づいていきます。

 この時期、寒風山はその中腹から山頂まで広範囲で群生するススキが見物です。

 当初はまだ穂もすぼんだままの細い丈が、草叢に混じってまばらに伸びているばかりですが、8月下旬からは穂が茶色くほぐれ始め、丈も1m前後から2m近くまでになり、山のあちこちで目につくようになります。
平成27年8月29日、寒風山中腹の妻恋峠付近から北側に同山頂と当展望台を望む。その斜面でススキが夕風に吹かれてほぐれつつある。

 そうなると、山肌のあちこちがうっすらと茶色く霞んで見え、9月に入ると穂の筋がさらにほぐれて、ススキは次第に白く色づいていきます。

 ススキの穂が寒風山の芝の色を和らげながら、山の斜面をベールのように覆う頃は、寒風山にもそこはかとない秋冷えが漂うようになります。

 秋の日差しに照らされるススキの群れが風にあおられる一瞬、寒風山は白銀色に煌めいて見る人に時を忘れさせます。
ススキ 平成27年9月25日のススキの群落。咲いたススキ穂に寒風山は白く覆われる。紺碧の秋田湾がその南麓に広がる。

 寒風山のススキは10月中旬頃まで見頃です。風の鳴る音も虫のすだきも静かなこの時期、美しいススキの衣をまとった寒風山がみなさまをお待ちしています。

 お1人でお越しになる方も親しい方々とお出でになる方も、秋の寒風山できっと心穏やかにお過ごし頂けるでしょう。