寒風山回転展望台


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3階 男鹿半島なるほど展示室 常設 「寒風山の植物」

回転展望台3階「男鹿半島なるほど展示室」内の常設コーナー「寒風山の植物」。3階は男鹿半島の自然や歴史についての資料展示室になっています。  中腹から山頂まで隈なく芝に覆われた寒風山は、春から秋まで色とりどりのの草花に彩られる小植物の宝庫です。雪が融ければ、枯れ芝が再び緑に色づいていく様は毎年植物の生命力をまざまざと実感させてくれます。

 植物が可憐にかつ力強く生育する寒風山は、かつては麓のあちこちの農村の人々から、長年山焼きや草刈りによって手入れされながら、牧草地として牛・馬といった家畜への飼料を豊富に提供していた貴重な生活の場でもありました。
同コーナーで展示している寒風山で採取された小植物の解説付き標本。 太古の昔、噴火によって生成された寒風山の土壌は、大木より小植物や灌木が生えるのに適しています。ほとんどが芝草という希少かつ独特な植生から、草花を愛する人々を魅了してきました。


 また、植物に関心を寄せる人々にも寒風山は注目され、ジオサイトとしても有名なその地質とともに、全国から学術的な調査対象とされています。


寒風山での植物やその調査の概要・基礎知識を紹介している解説パネル。「絶滅危惧種」として挙げられている各植物も、植生する環境の変化によって減少化していると指摘しています。  回転展望台3階には、寒風山の植物の種類や生育の現状をご紹介するコーナー「寒風山の植物」が常設されています。 2004年から寒風山の植生と現状を調査・研究しておられる岐阜大学流域圏科学研究センターの津田智先生が制作された、寒風山の植物の標本やリスト、画像・図表入りでの調査内容の紹介パネルを展示しております。

 回転展望台にお越しの際、目にされた草花等の小植物の名前を探されるも良し、寒風山の植物についての解説を通して植物の置かれている意外にも厳しい環境に思いを馳せられるも良し‥。同コーナーにもしばし足を止められて、寒風山に生きる小植物の物語にお心を寄せて頂ければと思います。

寒風山での植生が確認された植物のリスト。多種類の植物が息づいているのに驚かされます。
 「絶滅危惧種」「半自然草原の保護の必要性」等の見出しから語り起される、小植物の世界の移り変わりの奥深さに接した後、再び目にされる寒風山の緑の景色はまた一段と鮮烈な思い出となることでしょう。


お越しの際は、ぜひ「寒風山の植物」のコーナーでもひと時の心の旅をお楽しみ下さい!